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2020-05-28

とうもろこし畑から①

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2月末から4月末まで播種(種まき)を9回ほどしてます。
沢山タネを撒くことは可能ですけど、収穫や出荷はいっぺんにできないので(物理的な時間不足、人手不足ゆえ)段階的に進めています。
そのおかげで1回ごとの収穫量はそれほどでもないですが、
高品質(甘くて大きく綺麗で安心)のトウモロコシを育てているとの自負はあります(^o^)v

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育苗ハウス内にさらにビニールトンネルを設置。
苗床の下にはもみ殻をしき、温床線で夜間の地温を確保しています。
播種後3日以内で発芽すると良いとの栽培マニュアルに従っており、
結果、良い苗ができています。
とうもろこしはカホン科の作物でイネや麦の仲間。
だから、根っこも地下へ真っ直ぐ伸びる方が良い実りが期待できます。
よって、苗も長く育てるのでなく、20日過ぎると、畑の方へそろそろ植えられそうか
様子を見ていきます。
育苗中は毎朝散水してあげます。
育苗期の中後半(4月末から5月上旬)は気温も急上昇なので、
乾き過ぎないように何度も水をあげました。
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育苗中には圃場の準備です
とうもろこしは肥料を沢山必要とするので
自宅では積み下ろしにフォークリフトが活躍してます。

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今年は化成肥料の散布前にプラソイラの爪かけをしました。
これで圃場の地下、硬盤(こうばん)破砕を行います。
積年の作業のため水はけや生育を悪化させる状態になってしまうのですが、
圃場全体に筋上に引っ張ってあげるとあら?すごいいいコンディションになるではありませんか。

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ブレンドキャスターで肥料を撒いて、
キャビントラクターで耕耘した後。
やっと定植前の最終段階。
マルチシートの敷設です。
苗の地温確保や雑草を防ぐ目的で敷きます。

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そして定植。
動力噴霧器(農家は動噴と略すb(^w^o)で
植えた苗の株元に水を撒いてあげます。
直ぐにビニールトンネルで被覆してしまうので
水分をたっぷりあげて、根がしっかりつくようにします(活着する)

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柔軟性のあるダンポールという資材で弓をはります
マルチ1列が35メートルくらいあるので1.5m間隔でも
ずいぶん本数を必要とします。

ポールの両端を地中に埋め込んで弓状にしたら、
今度はビニールシートで覆って、トンネルにします。
これで通路に管理器を通して土をあげます。
ビニールの裾に土が乗って、しっかり抑えられますが、
さらに風の対策。この辺はものすごい、半端ない強風が吹くので
「トラづな」として平べったいビニール紐を細い金属の杭を打って止めながら張っていきます。

〜②に続く

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